●きっとどこかで何かに繋がる。
東北の大震災から今日で3年。
ここは東京です。
あの日は丁度オフィスに一人でいて、少し揺れを感じた瞬間に大きく長く揺れ始めました。
想像以上の大きな揺れに成す術もなく、ただただ机に潜り込みながら、
手探りで受話器を捜すことしかできない自分がいました。
外に出てみたら沢山の人。
いつもは車の数の方が多い、人通りが殆んどない大通りの歩道には近くのオフィスやお店から
外に避難した人々で一杯でした。
普段と違う光景に、その時初めて異常事態であることと自然の驚異を実感しました。
実家に向かって走る道すがらすれ違う人々の会話から、
どこかに巨大な地震が来たんだということを知りました。
そして東北の光景をテレビで観て暫く立ち尽くし、
そして、ただただ大切な人の安否を確認することしか出来ず。
何もできない無力感にどれだけ苛まれたことか知れません。
でも今の立場でも何か出来ることがきっとあって、
この立場だからこそ出来ることは何でもやろうと思いました。
それは、本当に小さなことだったかも知れませんが、
どこかに繋がってくれていると今も思っています。
もしかすると、何も出来ない自分の後ろめたさや達成感の為だったかも知れません。
それでも、其々にちゃんと役割があって、みんな意味や力があって、
ちっぽけな事でもそれを一人一人がやって行けば、
直ぐに答えが出なくても目に見えなくても、きっとどこかで何かに繋がっていくと思います。
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